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護身棒 『クボタン』 とは

 クボタンとは、警察官がダメージを与えることなく容疑者を拘束する道具としてかつて、米国の、ロス市警やFBI等に逮捕術・警棒術を指導していた武道家の窪田孝行氏が考案したものです。

 窪田氏は、逮捕術の指導時、小柄な警官や、女性警察官が、関節技などで相手を制
圧する際、力の強い犯人との体格差・体力差に左右されない方法はないかと思案して
いました。

そこで、窪田氏は護身用具の一つ、「柔」という、長さ12pほどの木製の棒を改良し、
体格にまさる相手を制圧するための携帯用の護身用具を開発しました。

 相手の筋肉の薄い場所や関節に突き込んだり、握りこんで拳打の威力を増幅したり
することができ、また、キーホルダーとして、鍵束を付けることもでき、多数の鍵を持ち
歩く警察官には好評だったようです。
本体に付けた鍵束を使った攻撃方法もあり(振り回して相手の顔面を打ち、ひるんだ隙
に本体で突く、等) 熟練者は、これで相手の関節を押さえることもできるそうです。
 非常に小型でシンプルなものでありながら、使い方次第で、圧倒的な体格差を埋める
ほどの効果を持つ護身用具です。

 当初は、「ペン・スティック」「ヤワラ・スティック」という名称で呼ばれていましたが、後に、
開発者の窪田氏の名前と、「バトン」を組み合わせた「クボタン」と言う名称となりました。

※参考図書 並木書房「クボタン護身術」窪田孝行 著

しっかりと手にクボタンを握った状態で相手の急所を突くのが一番かんたんな使い方です。ただ突くと言っても拳で突くのと違い面積の小さなクボタンの端部に力が集中しますので力の弱い女性が突きでもかなり効果があります。また熟練した使い手ともなれば急所を突く形で間接をとったり、手の一部となって威力を発揮してくれます。
  

一般に知られている護身具といえば催涙スプレーやスタンガンなどがありますがこれらの護身具はとても有効な暴漢対策となりえますが逆を返せば人間にかんたんに過酷なダメージを与えることも可能です。しかもこれらの護身具は持ち歩くと警察の職務質問などで没収されたり、飛行機の機内に持ち込むことができないなど考えられます。

その点、通常クボタンはただのキーホルダーにしか見えないので携帯に問題ない上に使い手の技量しだいでは素手で暴漢に立ち向かうよりもはるかに高い効果があります。

治安の良いといわれた日本ですが最近はストーカー行為などが凶悪犯罪に結びつくケースも多発しており自己防衛の必要性が高まってきています。クボタンは最も気軽に持ち歩ける護身具だといえます。


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